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GAME STAR 営業日誌 02.9月〜12月
2002.9.14(土)
今週末は大した新作もなくて暇でござる。
このあいだのセールはXBOXソフト3本4980円が大好評で、
忙しかったぁ。
おかげでXBOXソフトの棚はすっかり秋の風。
意味? まあ、淋しくなったということでござろうか。はは。

今週はゲーム部門が暇なので、
中古パソコンの掃除など手伝っているのであるが、
ゲームソフトの中古も、
最近はクリーニング機の中にCDとかDVDとか突っ込んで、
スイッチ入れるだけだから楽なものでござる。
たまに入ってくるファミコンのカセットだけは洗剤をつけた布でごしごし拭かなければならぬのであるが。

店長様の話によると、昔はファミコン本体なんかも裏のビスをはずして、
洗剤入れた水の中でジャブジャブ洗ったものらしい。
そいえば確かに、ファミコンの本体って手垢にまみれて真っ黒でござったのお。

中古の話で思い出したのだが、
だあいぶ以前、拙者の友人が中古車を買ったことがあった。
貧乏で給料日前になるといつもご飯に塩をかけて食べている奴が買った中古車なので
一目で中古車とわかるポッキリ車。
まあ、それでも奴としては車が買えてうれしいわけで、
「ドライブ行こか」
などなど拙者を誘うわけでござる。
隣に乗せるのが男しかいない淋しい奴でござった。
最初は断っていたのだが、
何度もしつこく言うので、
ま、しかたないか、拙者も暇だし、
と、その小汚い車に乗って出かけたのでござる。
「どこ行こ?」
「あん? 行き先決まってないのか」
「ないねえ」
「そういう態度じゃ、女乗せられないぜ」
「女? んなもん乗るわけないよ」
自分というものをよくわきまえている奴であった。
「しかしねえ、これ、買ってから一回でも洗ったことあんのかい?」
「ないねえ」
「聞くだけヤボ」(ふ、古い。いまどき通用するのか、この言葉)というやつであった。
フロントガラスはワイパー形に透明なだけで、
赤い車体もほこりが積もってえび茶色に見える。
走っているとフロントのあたりから白いほこりの嵐が巻き起こるのではないかと思えるほどであった。
で、どこ行ったかというと、特にどこも行かなかったのである。
国道走っていったら知らないあいだに有料道路の入り口にきていたのでUターンして引き返し、
帰りに喫茶店に寄ってコーヒー飲んだだけであった。
そして、そして、事件はその時に起こったのである。

(つづく)下らんことですけどすぐ書きますです。はい。

2002.9.15(日)
お約束どおり、すぐ書きますです。はい。

事件はその時に起こったのでござる。
われわれが喫茶店でマンガ読んでさんざん時間を潰して出てくると、
な、な、なんと。
く、く、車がああぁぁ。
-------ちゃんとそこにあった。
当たり前。
こんな小汚い車、もらってくれといっても誰ももらってくれぬ。
で、拙者らがその車に乗り込んでまさに帰らんとしたその時、
「ああぁぁ」
と奴がバックミラー見ながら叫んだのでござる。
拙者なにごとが起こったのかと後ろを振り向くと、
ほこりの積もったリアウィンドーの全体に大きな字で、
「中古車」と書いてあるではござらぬか。
なんでわかったの? というのが拙者の実感であった。
だって、古くたって汚くたってそれで中古車とは限らないでしょう。
新車で買ってずーっと一回も掃除しないで乗っている人だっていないわけじゃないし。
(いないかな。そんな人)
しかし世の中には鋭い勘の持ち主がいるものでござる。
これがちゃんと「中古車」であることを見抜いているのである。
しかも「中古車」という字に注目いただきたい。
この字、ガラスの内側から見ようが外側から見ようが、
どうやったって「中古車」と見えるのである。
この所業に及んだいたずら者、
いささか心得のあるものと拙者にらんだ。
なんの心得かはさっぱりわからぬのだが。
奴の車の中には雑巾一枚なく、
もちろんなんの必要もないテッシュなどあるわけもなく、
われらがハンカチなど持ち合わせるわけもなく、
ま、要するにそこで書かれた「中古車」の文字を消すことあたわず、
帰り道ずっと「中古車」の看板を背負って走ってきたのであった。
(はずかし)。
その後その文字は上に積もった新たなほこりで自然に消えたそうな。
めでたしめでたし。

2002.10.14(月)
うぬぅぅ。はや十月も半ばでござるか。
ゲームスターを始めてはや十年(うそ)、
時はあっという間にすぎさるものでございますなあぁ。
この分では知らぬ間に頭(こうべ)に霜をいただくことになるは必定。
(ふっ。無意識のうちに文学的表現が出てしまうわい)
なんとかせねば、−−−とは思うもののまっこといたずらに時は過ぎるばかり。

「にいちゃん」
今日、開店してすぐに、時々来るヤな親爺がきやがった。
あ、いやいや、中年の男性のお客様がいらっしゃった。
拙者がいつものとおり、
セーラームーンみたいな格好の女子高生の群れが通り過ぎるのに目もくれず、
脇目も振らず仕事に精を出していると、
(なんで女子高生の群れが通ったとわかったかって?
それはまあ、・・・勘ですよ、勘。でも今日、祭日なのにねえ)
この親爺、カウンター越しに身を乗り出して、
「にいちゃん。こんなとこいつまで勤めてんだよ。一生ゲーム屋で終わるつもりかい」
と、ぬかした。あ、いや、おっしゃった。
まあ、確かにね。いわれてみればごもっとも。
拙者だとて、しがないゲーム屋の兄ちゃんで一生終わりたくはない。
できうれば世界を救う勇者となって・・・・、あかん、ゲームやりすぎ。
とにかくまあ、しがないゲーム屋の兄ちゃんでは終わりたくないわけでござる。
「今時、なかなかいい仕事もないですしね。しようがないですよ」
「何あきらめてんだよ。んなこといってるから駄目なんだよ」
とか偉そうなこといっているがこの親爺、
3年くらい前に職場をクビになってから、何で食いつないでいるのか、
毎日ぶらぶらして暮らしているのでござる。
(あんたに言われたくねえよ)とは思いつつも、
「そうですねえ」
など相槌を打つ。
「今時の若い者は、それだからあかんのよ。
少年よ、太鼓をたたけって昔の偉い人も言ったろう」
しら〜〜とはしつつも、
「お、面白いですねえ(^_^;)」
とゴマをする。
「じゃあ、兄ちゃん、わかったね」
「な、なにがでしょうか?」
「俺の買いたいものよ」
「は、はあ」
「『太鼓の達人 タタコンでドドンがドン』だよ」
と商品名をフルネームでおっしゃった。
「太鼓ですか」
「『太鼓ですか』じゃねえよ、おめえ、ゲーム屋の店員なんだろ。
早くくれくれ、『太鼓の達人 タタコンでドドンがドン』」
またフルネーム。
「あの、まだ出てませんけど」
「へっ」
(「へっ」じゃねえよ。おとといきやがれ。あ、おとといじゃない。
来週きやがれ。ふふ、面白い(最大恥))
「まだ出てないの? なあんだ、馬鹿にしやがって。
もう来てやんねえぞ」
(に、二度と来るなぁぁぁぁ、とは言いたいものの、
拙者しがない店員の身、いいたいこと言えず)
「すみません。来週お越しください」
へりくだって「申し上げた」わけでござる。
ああ、見ておれ、いつか勇者となって、
民衆を睥睨しつつ(お、また知らぬ間に教養の一端が・・)、
わが名を天下に轟かせてやるわ〜。
(やっぱゲームしすぎ)。
あ、あした休みだ。ふふ。

2002.11.9(土)
ふわぁ、ひまです。
近くでフリーマーケットをやっていて人は通ってゆくのだが、
なぁ〜んも買ってゆかぬ。
お母さま買いもの中、それでお子様がたが店の中に入ってきて、
ゲームキューブとプレイステーション2とXBOXの体験版で遊んでいらっしゃる。
よってひまなのにうるさいことこの上ない。
「ぬうぉぉー」とか「ぐがぁぁぁ」とか「ずぐげがどぇぇ」とか、
くそがき・・、あっ、お子様がたの罵声が店中に充満しているわけじゃ。
なかには「あ、こいつ○ん○んのにおいかいだ」とか、
いったい何のゲームが股間のにおいをかぐのかよくわからぬが、
そんな声まで飛び交っているのでござる。

時ははや11月、今年もはや残るところ2ヶ月を切ったというのに、
GAMESTARでは相変わらずの時が流れつつある。
ネット上も実際の店舗も、多くのところが閉店している現状から考えれば、
これもよしとしなければならぬか(しみじみ)。
いや、これもひとえにGAMESTARをひいきにしていただいているお客様のおかげ。
いやぁ、ほんとうにありがとうございまする。
感謝感謝の毎日でございまする。
というわけで、今年は別に懺悔なんてしなくてもいいよね。
全身全霊、これ感謝の塊なのでございまするから、
些少の過ちなどお客様も何の気にもなさらぬはず。
いやぁ、世の中、持ちつ持たれつですなあ。

ふふ、これくらい前から手を打っておけば、
今年の暮れは懺悔などなしで平和に暮らせるかもしれぬ。

2002.12.22(日)
もうすぐクリスマス。
そしてうれしいお正月。
ゲームスターはいずれも休みなし。
「年末年始無休営業」
というわけで、明日の定休日も出勤。
う、うれしいかぎりでござる(よよよよと泣き崩れる)。
歳末セールもたけなわで出荷業務も忙しいし。
世の中の人がケーキ食べている時もきっとお仕事。
う〜、うれしいよお(とほほほ)。
あっ、思い出した。
もうすぐ大晦日ではないか。
あちゃあ、。ざ、懺悔が待っておりまするぅ。
拙者、何ゆえにかくも不幸なのでござろう。
さ、さうだ。。
辞表書いて、本日限りで退社ということにいたせば、
懺悔などせずにすむではないか。
しかし世の中不況だからのお。
特技−食い物に好き嫌いなし。
賞罰−小学六年生のとき作文で入賞。
では新しい仕事探すのも大変だし。
やっぱ我慢すべきか。
となると大晦日をどうやってやり過ごすか。
うむぅ。しばし沈思黙考。
ぐう・・♪
あかん。考えようとすると寝てしまうわ。
ま、行き当たりばったり。
なんとかなるでござろう。(冷や汗)

2002.12.31(火)
うむむ。つ、ついにこの日がついに来てしまった。
まあ、仕方なかろう。拙者も武士の端くれ(何わけのわからんことを)、
こうなったら覚悟を決めて、さて懺悔一発目じゃ。

A様、「PS2 eb! USBコンパクトキーボード」のご注文ありがとうございました。
中見てびっくりされました?
「NGC アスキーキーボードコントローラ」が入っていましたそうで。
す、すみませぬでございました。
なあんで、「USBコンパクトキーボード」と「アスキーキーボードコントローラ」を
まちがえるんでございましょう。
ずぅえんずぅえん違うじゃないですか。
こ、こうなると言い訳が考え付きませぬ。
ただただ平身低頭。
謝るばかりでございまする。
う〜、本当に申し訳ございませぬ。

ふう。一つ目懺悔いたしました。
後はたいした間違いではないはず。
さらっと終わってしまおうではござらぬか。
さらっと・・
えっ!? 「山佐」?
はて、「ヤマサ」で思い出すは「しょうゆ」か「ちくわ」くらいでござるが、
他に何かありましたかの?
「デジ」??? いや、拙者とくにお尻の具合は悪くござらぬが。
「ワールド」はてはてはて。
あ。
続けるともしかして「山佐デジワールド」(もしかせずともそう)。
ぐぐ。
何やら抑圧された記憶の奥底からいや〜なものが浮き出てきそうな・・。
(~_~)/~~~ピシー!ピシー!
き、来ましたでございまするう。
「PS2山佐DigiワールドSP」
ぐぅわあん(わが矜持をば打ち砕かれた音)。
たたたたた、大変申し訳ありませんでございました。
「PS2山佐DigiワールドSP」の定価は\4,800、
それを間違えて\3,800で表示いたしたバカ者がおりました(拙者じゃ、拙者)。
しかもそれでご予約をいただいてしまったのじゃあ。
定価は\4,800ですと訂正謝罪のご連絡を差し上げたのだが、
ときすでに遅し。
キャンセルいただいてしまいましたあ。とほほ。
H様、その節は本当に申し訳ございませぬ。
何卒、ひらに、ひらに、ご容赦賜りますようお願い申し上げるしだいでございまする。

あ、疲れた。
しかし、ま、今年の間違いはこれくらいじゃ。
後は罪もないかわゆい間違いが少々・・。

商品入れ忘れとか、限定版と通常版の入れまちがいとか・・。
か、かわゆい間違いが少々・・(汗)(汗)(汗)(汗)(汗)。
いやあ、思い出すととんでもない間違いをば致しておるものですなあ。
かっかっかっ(なんとか笑いでごまかせぬか)。
これもあれもぜんぶ拙者のいたらぬ故、ひらに、ひらに、お許しをぉぉぉぉ。
<m(_ _)m><(_ _)><m(_ _)m><(_ _)><m(_ _)m><(_ _)><m(_ _)m><(_ _)>

もーよいでしょう。
すべては過ぎ去った過去のこと。
もうすぐめでたいお正月。
過ぎ去ったことをくよくよ悩んでいても始まりますまい。
はは。
えっ!? きのうでござるか。
はて、きのう何かありましたかの?(シラを切る)
ファミコン?
あ、あ、た、確かファミコンの出荷がありましたでござりましたでありまするような気がいくばくかは・・。
わ、わかりましたでござりまする。
は、白状いたすでござりまするよお。
「ニューファミコン」と「ふぁみ魂家郎」、それぞれ京都と福井のお客様からご注文いただきました。
と、ところが「ニューファミコン」を送るべきお客様に「ふぁみ魂家郎」を、「ふぁみ魂家郎」を送るべき
お客様に「ニューファミコン」を送ってしまいましたあ。
す、すみませぬ。まっこと相すみませぬううう。
し、しかし福井と京都って割と近いですよねえ(全然いいわけになってない)。

ら、来年こそは、来年こそは一件の間違いもない完璧無比なる仕事をば致して、
世の人々を見返してみせるぞぉぉぉぉ。
あら毎年おなじようなことを・・・。
まっこと、かたじけない。


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