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GAME STAR 営業日誌 99.1月〜3月
1999.1.6(水)
あ、あ、あけ、あけ。あの、
あけま、あけま、ありま。
だ、だめじゃー。どーも拙者、
昔から「明けましておめでとうございます」といえぬのじゃー。
あ、いえた。
いやいや、改まってはいえぬのじゃ。
去年も今年もないわ。ただ、だらだらと、のんべんだらりと、
さらさらと、いや、表現は何でもよいのだが、時間は過ぎて、
人が勝手にそこに新年じゃ、ニューイヤーじゃと(一緒か)、
区切りをつけているだけじゃないか。
1998が1999になろうと、2000になろうと、何がめでたい。
ひねくれ者! おお、そうじゃ。
拙者はひねくれ者じゃー。
と、新年早々ごきげんうるわしゅうないぞよ。
というのも、年末も年始も、休みなどありゃしない。
世の中の人がこたつに足つっこんで、
ミカン食べながら紅白歌合戦見てるときに、
こっちは店の中でチラシ値段の貼り替えをやっておるのだ。
正月ともなればあっちこっちで顔を赤くした酔漢(スイカンじゃ。スイカン)が、
手持ちぶさたに街の中をうろうろしているのに、
こちらは朝から仕事に向かう車の中じゃ。
ええい、もういやじゃ。
正月は家でのんびり酒でも飲んで餅食いたい。
よおーし、今年こそは決心するぞ。
こんな不幸な仕事は辞めてやる。
辞めて何になるかって。
もちろん、女子寮の舎監じゃよ。
というわけで、次回はまた女子寮の話をするでござる。
夢のお正月

1999.1.23(土)
きのう正月だと思ったら、1月ももうあと一週間ではござらぬか。
は・は・はやい。
去年も同じこといっていたような気がするが。
さて、
店の中もやや落ち着いたことでもあるし、
寝るか。
いや、そうそう、約束がござった。
リョーの話ですな。
うーん、思い出すなあ。
看護婦さんの女子寮。
五階建て。寮の入り口を入ると、ぷんと女のにおい。
ふふふ。←変態か、お前は。
いやいや、変態は拙者ではござらぬ。
変態は、寮の外からやってくるのでござる。
ある日、拙者が寮の中に入ってゆくと、
女の子たちが窓際から外を見ながら、
「やっだー」「あっほー」「きゃー」
なんぞいっておるではないか。
拙者、何事かと思い、7、8人で群がっている
女の子たちの後ろから背伸びして窓の外を覗いたのである。
女子寮の窓は道路に面していて道路と寮の間には柵がある。
その柵の脇に一台の車が止まっておる。
そしてその車の中の人物(男)は、何用あってか運転席ではなく
助手席に座っておーる。
そしてそして、その助手席に一人で座っている男は、
あらぬことかアレを、
つまり、なんですな、
アレといえば、アレですな。
もうちょっと状況を詳しく記せば、
ズボンもパンツもおろして、
と書けばわかるござろうか。
つまり、アレですな。
を、あらぬことか、ご自分のお手でですな、
つまり、アレでござる。
んなもん、見せんなよなあー。
拙者、やなものを見て胸を悪くしていると、
看護学生、つまりまだ十代の若き女性たちは、
それをみてキャー、アホー、ヤダーと、
いっているのでござる。
ったくもう、
車の中の変態も変態だが、
こやつらもこやつらである。
無視してれば、あの変態もばかばかしくなって
帰ってしまうに違いないのだ。
それを、ヤッダーとかいいながら、
喜んで見てるから、きゃつもいい気になって、
ごしごし何やらを擦ったりするのだ。
「こらっ」
窓から大きな声で、拙者、叫んでやった。
窓の中に男がいるとわかって、
変態はビクッと体をふるわせて、
慌ててしまおうとするのだが、
慌てているからなかなかしまえない。
その様を見て、また女の子たちが大笑いする。
ああ、その様子は同じ男として恥ずかしい限りである。
なんで拙者が恥じ入らねばならぬのか、
わからんが、
同じ男として、なーんか恥ずかしかったのであーる。

それにしても、
なんでこれ、「営業日誌」なんだろう。
1個です。念のため。

1999.2.13(土)
うーむ、申し訳ござらぬ。
またかような月日が、知らぬ間にたっておった。
とにかく忙しいんだよなー。
忙しい。
今、ファイナルファンタジー騒ぎもようやく一段落して、
それでやっと「営業日誌」に向かえたわけでござる。
よく売れますなー、ファイナルファンタジー8。
予約以外すでに完売でござる。
発売当日、店の前に並んだのはなんと8000人。
あ、むなし。
拙者、なんでこんなとこで見栄をはらねばらなぬのか。
オーナーが0二つくらいよけいに付けておけっていうから、
しよーがないんでござる(ばらしてよいのかしら)。
ま、これも仕事と諦めるしかないか。
仕事のことは忘れて(おい、おい)、
追憶に耽るとするでござる。
うーん、何から思い出そうかな。
ゲーム業界でも裏情報って喜ばれるから、
病院関係の裏情報っていうのも喜ばれるかな。
(そいえば最近、裏情報書いてないな。いろいろ
聞いているんでござるが、結局はどこかに書いてあったりするから、
そうなると何かあんまり書く気がなくなるんでござる)
病院関係の裏情報っていうのは、はっきりいってチト怖いでござるよ。
オペ室(手術室のことです)勤務の看護婦さんの裏情報!!!
オペ室は密室ですからね。
中であったことは、そこにいた人が口外しない限り誰にもわからない。
ふふふふ。
いやあ、怖い。
思い出したら怖くて書けなくなってしまった。
というわけでもござらぬが、ちと長くなったのでまた次回ね。
ぐははは。

1999.2.21(日)
日曜日であるが、店は暇でござる。
はっきり言って、FF8以外あんまり売れぬ。
ネットの方も、80パーセントがFF8の注文でござる。
FFもいいけど、ファミコンのゼルダも面白いよ。
う・う・う・ファミコンのゼルダ売れ残った。
拙者がN64で出るから、ファミコンのもずぇーったい売れる!
と叫んで入れたのに、う・う・う、売れ残ってしまった。
えーん、誰か買ってくれー。
そのうちオーナーが来て、「お前、責任とって全部買え」
とかいわれたらどーしよー。
あ、取り乱して失礼おばいたした。
しかし、きゃつのことじゃ。言いかねぬぞ。
うーーーん。しばし、熟考。
あかん、考えれば考える程いわれそうな気がしてきた。
ここは気を落ち着けて、昔の話にでも花を咲かせようではないか。
かっかっかっかっ。
あのー、どこまで話しましたかのう。
そうそう、オペ室でのこわーい話でござったの。
これは怖いといっても、お化けとかユーレーとか(どこが違うんだろ)
とは、ちと違うのでござる。
ある、偉ーい先生(お医者さんです)が、
手術室で見せた恐るべき一面。
彼は脳外科医であった(なぜかドキュメンタリー調)。
一人の患者がストレッチャーに乗せられて、
手術室へ運ばれて参った。
オペ開始。
医師の持ったメスが、横たわった患者の頭頂に当てられる。
スッと走ったメスのあとから一筋の赤い血が−−。
ばたっ。
あ、あきません。書いてるだけで倒れそうな気がしてきた。
拙者、血は駄目でござる。
自分の鼻血見て倒れるくらいなんだから。
これからは詳しい描写は避けて通ります。
とにかく、手術中だったんである。
しかもそのお医者さんは偉ーい先生の息子さんで、
自分自身も病院内では偉ーいみたいな態度で、
まあ、はっきり言ってわりと看護婦さんなんかにも嫌われる
タイプだったのでござる。
「おい、お前」とかっていう感じで、命令するらしいんでござるな。
で、手術中。
その医師のメスの先が、患部をわずかにそれて、
脳内の血管を切ってしまったらしいのでござる。
患者の頭からピューッと血が噴水のように−−
ばたっ。
あ、あかん。耐えられぬ。飛ばします。
普段は偉そうな顔して命令口調で話しているそのお医者さん、
吹き出した血を見て、
ばたっ。わ、わかった。もう血という言葉は使わぬことといたす。
ばたっ。
そのお医者さんがいった言葉が、怖ーいのでござる。
吹き出した血を見て(ばたっ)、気が動転した彼は、
隣にいる看護婦の顔を見て「どうしよう」といったというのでござる。
ああ、もしこれを読んでいる方の中にお医者さんがいたらすみません。
拙者、何も医者の権威を貶めるつもりは全くござらぬ。
ただ、手術室勤めのある看護婦さんの話をそのまま、
−−カット−−
GAME STARの検閲に引っかかってしまったでござる。
ああ、拙者の首も危なくなってきたあーー。
変なこと書かなきゃよかったあーーー。
カット、カット!
ドクターは手術を滞りなく手術を終えられたそうです。
どうも担当者の想像力が旺盛で申し訳ありません。
              (GAME STARオーナーより)



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